夏休みぼけから、やっとぬけでた・・・まんまるブログ再開です。
去る8月25日(土)我々、都筑冒険遊び場まんまるプレイパークは、都筑区東方町にある東方第2公園に、出張プレイパークに行ってきました。
出張プレイパークとは、いつも、まんまる広場で行っているプレイパークを依頼された場所で開催しちゃうことです。事前に打合せをして、まず、プレイパークが、どういうところかを理解していただいて、荷物とスタッフ、プレイリーダーは、行きますが、あくまで現地団体と共催で行います。この日は、東方子ども会の方たちと一緒に、開催しました。
東方第2公園は、周囲に山崎パンなどの工場があり、普段、なかなか子どもが遊びに来れない(人のいない)公園だそうです。ただ、夏休みは、ここで子供会主催のラジオ体操を行っているそうで、今回は、この遊具も何もない公園で、プレイパークをと言う話になりました。さてさて、ここで何が出来るかな?事前に、まんまるスタッフとのりっちで下見に来て打合せ・・・。木がいい。暑いから水が欲しいよね。そんな感じ・・・。
太くて、枝がはってて、思わず登りたくなるような木。我々も目をつけたけど、やっぱ子どもたちが飛びついた。自分達デ、ロープをつけてブランコにしたいと、プレイリーダーのりっちと相談中。
子ども会のメインイベントは、流しそうめん。近所の方のご好意で竹をいただき、大人も手伝ってそうめん台を作った後、子どもたちは、めいめい好きなものを作り出しています。
高い枝にぶら下げたブランコは、人気で沢山の子どもたちが乗っていました。ブランコ鬼ごっこみたいな遊びもしていたよ・・・。
やっぱ。男の子達は、ベーゴマに興味があるんですね。初めての人もプレイリーダーのりっちにひものまき方を教えてもらってチャレンジ!
なんと、プールを作ってしまいました。ここには、レンガの低い塀?みたいなのがあって、そこにブルーシートをかぶせて、横に壁を作って、水が溜まるようにしたところはじめは、小さい子が水遊びを、だんだん躊躇していた大きな男子達が入り始め、ものすごい水のぶっ掛けあいが始まりました。続いて、ドロぶつけ・・・坊主頭ののりっちは、お地蔵さんみたいでしたよ。皆の動きがあまりに早かったので写真に収められませんでした。
子ども会のお母さん達が用意してくださった食紅で、色水を作って遊んでいます
出来上がった色水をぶら下げたら、こんなに涼しそうなステキなオブジェになりました。
本日のメインイベント流しそうめん。子ども会のお母さん、準備ご苦労様でした。
とっても、おいしかったです。ごちそうさまーーー
出張プレイパークを終えての感想・・・
プレイパークをはじめたきっかけは、今の子どもたちは、3つの間、時間・空間・仲間が失われつつあり、だからとことん遊べなくなったと言う話を聞いて、本当にそうだなって思い、だから今、それを奪った大人の出来ることは、子どもたちに、それらを返していくこと・・・で、いろんな葛藤も抱えながらこの活動を続けています。
まんまる広場にも、最近沢山の子どもたちが来て遊んでいます。遠くから乗り物に乗ってくる人もいます。デモ、初めての場所では、お客様の顔だったりもします。
今回、東方で出張プレイパークをやって感じたことは、仲間の大切さ。
ここに来てた子供たちは、近所のよく知ってる仲間・・・だからこそおもいっきり水ぶっかけあって、どろぶっかけあって、6年生の男の子たちも飽きることなく夕方5時まで遊び続けたんだな・・・。そう思いました。
まんまるプレイパークは、毎週やっているから、そこに来る子どもたちは、学校や学年が違っても遊んでいるうちに仲間になってきます。
「公園に友達が来ているかどうか分からなかったらなかなかその公園に行こうとは、踏み切れない。でも、プレイパークは、友達が来ていなかったとしても、プレイリーダーはいるし、誰かは、いる・・・プレイパークがみんなにとって、行きやすい場所になるといいな。」のりっちが、プレイリーダー日誌に書いてました。
出張プレイパークもいい学びになりました。地域に遊びの種を蒔きたい・・・それも、わたしたちのおもいです。興味のある方はご連絡くださいね。